介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、清拭の介護について考えてみましょう。
利用者の身体の清潔のためには入浴が最適なのは言うまでもありませんが、安全な入浴が困難な場合には清拭を行います。
清拭は皮膚の汚れを取り除き、褥瘡や細菌感染を予防し、マッサージ効果もあり血行を良くします。
では、介護福祉士が清拭の介護を行う場合に注意する点をあげてみましょう。
@利用者が自分でできる部分はできるだけやってもらうよううながす。
A利用者の羞恥心に最大限配慮し、バスタオルやタオルケット、場合によってはついたてなどで露出を少なくするよう工夫する。
B利用者に心地よさを感じてもらえるよう努力を重ねる。ふき方はやさしくていねいに。
C清拭の範囲や、手浴・足浴・陰部洗浄を行うかなど、事前によく相談して決める。
D汚れなどに応じて、お湯は適宜新しいものに取り替えて、清潔を心がける。
途中で立りなくならないよう、お湯は多めに準備しておく。
E発疹のあるところや皮膚が薄い部分は、こすり過ぎないよう気をつける。
F皮膚同士が密着している部分は、丁寧に拭いた後、乾いた布で十分にふき取る。
G石鹸を使用する場合には、良く泡立てて拭いた後、タオルで2〜3回拭いて石鹸分を取り除き、最後に乾いたタオルで水気をふき取る。
清拭を行う場合には、このような点に注意して行っていただきたいと思います
また、介護福祉士が清拭を行う時には、利用者の皮膚の状況をよく観察することで、褥瘡の予防や早期発見につながります。
利用者にとって、褥瘡は大きな苦痛や様々な支障をきたす重要な問題です。
小さな変化も見逃さないよう、しっかりと観察しながら清拭を行いましょう。
2007年01月08日
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