介護福祉士の資格を取るなら

2007年01月08日

介護福祉士が行う車椅子への移乗

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、車椅子への移乗等の介護について考えてみましょう。


歩行ができない利用者の場合、車椅子やトイレへの移乗ができるかどうかは、寝たきりを防いだり、社会参加をしたりする面から、とても重要な意味を持ちます。
では、移乗の介護を行ううえでの注意点について考えてみましょう。


@時間がかかったとしても、可能な部分は自力で動かすよううながす。

A利用者の身体状況をきちんと把握し、負担がかからない最適な方法で行う。

B介護者は、腰に負担がかからないように、肘を身体に引き寄せ、脇を締め、膝を軽く曲げた姿勢で行うことが好ましい。


他にも、利用者の身体状況によって様々なことが考えられます。
マヒや筋力の低下など、利用者の状況をきちんと把握したうえで、最適な方法や道具・環境などを準備したいものです。
また、利用者の残存機能の維持のため、自力でできる部分はあえて手を出さず、待つという姿勢も介護福祉士には重要です。


在宅の場合には、利用者や家族との環境整備や自立についての話し合い、ヘルパー同士・サ−ビス提供責任者との移乗方法についての話し合いなど、意思統一や工夫を図るための意見交換も重要であると思います。
posted by かいご at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

介護福祉士が行う体位変換

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、体位変換の介護について考えてみましょう。


利用者が寝たきりで生じる様々な弊害を予防するためには、体位を変換して血液循環を良くし、肺や筋肉を活性化させることが大切です。
そして、寝たきりになるのを防ぐためにも、病状の回復にしたがって、できるだけ早いうちにすわる姿勢をとるなどの努力が必要です。


介護福祉士が行う体位変換は、利用者にとってとても重要な意味を持ちます。
それを理解するためにも、まず寝たきりになってしまった場合に考えられる様々な弊害をあげてみましょう。


@筋肉がやせ、筋力が弱くなってしまう。

A筋肉が縮んで関節が動かなくなったり、変形してしまう。

B骨がもろくなり、骨折しやすくなる。

C寝具に接している部分の血行が悪くなり、褥瘡になりやすい。

D心肺機能が低下し、肺炎を起こしやすくなる。

E刺激が減って意欲が低下し、認知症になりやすくなってしまう。

F血圧を調整する機能が低下し、起立性低血圧などを起こしやすくなる。

G胃液の分泌が低下し、消化機能が低下してしまう。

H膀胱に尿が留まった状態になり、膀胱炎をおこしやすい。便秘になりやすい。


寝たきりになると、以上のような弊害が生じるリスクが高くなってしまいます。
では次に、体位変換行う場合や、褥瘡予防のための注意点をあげてみましょう。


@本人が持っている能力を引き出すことが大切です。むやみに手を出さず、上手に励ましながら、ゆっくり待ちましょう。

A利用者が寝込んでしまったときは、できるだけ早くすわる生活に戻せるように心がけましょう。

B利用者の意識がはっきりしない場合や耳が遠い場合でも、身体を動かす時には必ず声をかけてから行いましょう。

C姿勢を変換する時は、利用者のマヒや障害の程度などを考慮し、痛みなどに配慮しながら動かしましょう。

Dマヒがある場合には、患側が下にならないよう注意しましょう。

E衣類や寝具にしわをつくらないよう注意しましょう。


このような点に注意しながら、寝たきりにならないよう援助していきたいものです。
褥瘡は、一度できてしまうとなかなか直りにくいものです。
褥瘡をつくらないために、最大限の努力をしましょう。
posted by かいご at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

介護福祉士が行う清拭の介護

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、清拭の介護について考えてみましょう。


利用者の身体の清潔のためには入浴が最適なのは言うまでもありませんが、安全な入浴が困難な場合には清拭を行います。
清拭は皮膚の汚れを取り除き、褥瘡や細菌感染を予防し、マッサージ効果もあり血行を良くします。


では、介護福祉士が清拭の介護を行う場合に注意する点をあげてみましょう。


@利用者が自分でできる部分はできるだけやってもらうよううながす。

A利用者の羞恥心に最大限配慮し、バスタオルやタオルケット、場合によってはついたてなどで露出を少なくするよう工夫する。

B利用者に心地よさを感じてもらえるよう努力を重ねる。ふき方はやさしくていねいに。

C清拭の範囲や、手浴・足浴・陰部洗浄を行うかなど、事前によく相談して決める。

D汚れなどに応じて、お湯は適宜新しいものに取り替えて、清潔を心がける。
途中で立りなくならないよう、お湯は多めに準備しておく。

E発疹のあるところや皮膚が薄い部分は、こすり過ぎないよう気をつける。

F皮膚同士が密着している部分は、丁寧に拭いた後、乾いた布で十分にふき取る。

G石鹸を使用する場合には、良く泡立てて拭いた後、タオルで2〜3回拭いて石鹸分を取り除き、最後に乾いたタオルで水気をふき取る。


清拭を行う場合には、このような点に注意して行っていただきたいと思います
また、介護福祉士が清拭を行う時には、利用者の皮膚の状況をよく観察することで、褥瘡の予防や早期発見につながります。


利用者にとって、褥瘡は大きな苦痛や様々な支障をきたす重要な問題です。
小さな変化も見逃さないよう、しっかりと観察しながら清拭を行いましょう。
posted by かいご at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

介護福祉士が行う入浴の介護

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、入浴の介護について考えてみましょう。


利用者にとって、入浴は血行を良くして新陳代謝を高めるほか、筋肉をほぐして褥瘡の予防にも役立ちます。
身体の汚れを洗い流すだけではなく、リラックスしてゆったりとした気分を味わうことのできる入浴は、楽しみにしている利用者も多い貴重な時間です。

ただ、入浴は利用者にとって多くの効果をもたらすと同時に、転倒や病状の急変などの危険が伴う行為であることも忘れてはなりません。
入浴介護を行う場合には、利用者の障害の程度や浴室の状況等に応じて、安全な入浴方法を心がけましょう。


では、入浴の介護において、注意する点をあげてみましょう。

@利用者が自分でできる部分はなるべくやってもらうよう声かけを行う。

Aスムーズで安全に入浴するために必要な条件を整えるため、本人や家族と話し合い、環境や手順を検討する。

B空腹時や食事の直後の入浴を避ける。

C羞恥心に充分配慮し、自尊心を傷つけないよう相手の身になって考える。

D利用者に不安を感じさせないよう、細かい動作でも一つ一つ声をかけながら行う。

Eシャワーをかける場合は、必ず自分の手首などで温度を確認してから行う。また、お湯をかける前に必ず声賭けを行う。

F入浴時間は20〜30分とし、浴槽に入る時間は5分程度とする。

G入浴後は、湯冷めしないよう、保温に気をつける。


介護福祉士が入浴の介護を行う時には、これらのことにしっかり注意しましょう。
また、在宅の利用者の場合には、障害の程度や設備などの状況によって、より柔軟な対応が必要になります。
posted by かいご at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

2007年01月06日

介護福祉士が行う衣類着脱の介護

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、衣類着脱の介護について考えてみましょう。


毎日衣服を着替えることで清潔を保ち、生活にメリハリが生まれます。
また、衣類の着脱は、身体を動かすリハビリとなり、気分転換にもなります。
では、実際に衣類着脱の介護を行うにあたっての注意点をあげてみましょう。


@時間がかかっても、できるだけ利用者自身で行えるように声かけし、できないところを介助する。

Aバスタオルをかける等、露出する部分を少なくする工夫をし、利用者に羞恥心を感じさせないように心がける。

B座位や離床が可能な利用者に対しては、日中は寝まきから日常着に着替えるようにして、寝ている時と起きている時の区別を心がける。

Cまひや痛みがある利用者の介助を行う場合、健側から脱ぎ、患側から着るようにすると、利用者の負担が少ない。


また、寝たきりの利用者に対して着替えの介助を行う場合の注意点をあげてみましょう。

@できるだけ着脱が容易に行える衣類を選ぶ。

A発汗や排泄物などで交換する場合を考え、下着と寝まきを余分に準備しておく。

B寝まきの交換をする時には、皮膚の状態を観察し、発赤や水疱がないか注意する。

C衣類の交換や寝具の交換の時に、シワをつくらないよう注意する。


介護福祉士が行う衣類着脱の介護では、利用者の身体状態などによって様々な対応が考えられますが、基本的な注意点としてこれらを押さえておきましょう。
まひや痛みなど、事前によく確認し、手順を考えておきましょう。
posted by かいご at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

2006年12月12日

介護福祉士が行う排泄の介護

介護福祉士が職場で行なう業務の中でも、排泄の介護について考えてみましょう。

排泄は、繰り返し行われる行為であり、生きるうえで必要不可欠です。
利用者が苦痛なく清潔な状態で過ごすためには、介護福祉士をはじめとした介護者の援助が必要な場面が多く発生します。

介護者がいろんな排泄用具や排泄介助の方法を学び、利用者の状態に適切な方法を選び介護することで、利用者が気持ちよく過ごす手助けをすることができます。

また、利用者が自力でできる部分を増やせるよう工夫することで、他者の手を借りるという精神的負担を軽減することにもなり、張りのある生活につながります。
では、実際に排泄の介護を行うにあたっての注意点をあげてみましょう。

@利用者の人格を尊重し、それを損なうような発言はつつしむ。

Aできるだけ待たせず、いつでも気持ちよく応じましょう。

B温かい態度で対応し、手際よく介助する。

Cできるだけ露出を少なくし、羞恥心を少なく、プライバシーを守るよう配慮する。

D適切な用具や方法を選び、手際よく、周囲を汚さないように工夫する。

E可能な限り、腹圧をかけやすい座位姿勢をとるようにする。

F利用者が自分でできる部分を増やせるよう工夫し、自立性の拡大を図る。

G排泄物を観察し、健康状態の異変を早く察知し、適切な対応を行う。


排泄は、利用者の生活の中で欠かせない重要な部分です。
最初は抵抗を感じることも多いでしょうが、必要としている利用者のことを考えればきれいにしてあげたいという思いもわいてきて、臭いとか汚いとか、自然と気にならなくなるものです。

利用者の身体状態などをしっかり把握して、介助する部分と利用者自身でやってもらう部分を判断し援助することも、介護福祉士の重要な役割です。
posted by かいご at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

2006年10月07日

介護福祉士が行う食事の介護

介護福祉士が職場で行う業務の中で、利用者に対する食事の介護について考えてみましょう。


利用者にとって、食事によって必要な栄養を摂取することは、健康維持に欠かせません。
また、家の中に閉じこもりがちな高齢者にとって、食事は1日のリズムをつくるのに役立ち、単調になりやすい生活の中での良い刺激となります。


美味しく、楽しく食事をすることができれば、日々の楽しみ、生きがいにもなり得ます。
利用者が、安全に美味しく食事をすることができるよう、心身ともに健康に過ごせるように介護したいものです。
では、実際に食事の介護を行うにあたっての注意点をあげてみましょう。


@できるだけ寝食分離をはかり、食堂や食卓に移動して食事を行う。

A配膳は、毎回できるだけ同じように並べて、利用者にわかりやすいよう配慮する。

B身体が不自由な利用者の場合、自助具を使ったり、エプロンなどでこぼしても良いようにしたうえで、利用者自身が自分で食べる喜びを見出せるような配慮を行う。

C自分で食べることのできる利用者の場合、食べ物を口の中に詰め込みすぎたり、良く噛まずに飲み込まないよう、注意深く様子を観察する。特に誤嚥には注意する。

D介助する場合には、利用者ペースに合わせて、誤嚥をしないよう注意する。スピードや順序など、希望を聞けるようならあらかじめ聞いてから行う。

E食事量が少なかったり、逆に異常なほど欲しがる場合など、異変を感じたら、早めにかかりつけの医療専門職やケアマネジャーに相談するなどの対処をする。


食事介助の時には、上記のような事柄に注意して行うと良いでしょう。
また、利用者の身体状況やコミュニケーション能力によって、個々に違った対応が必要になることが多くあると思われますので、実習などを通してできるだけ多くの利用者に接してみられると良いと思います。
posted by かいご at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の仕事

2006年09月19日

介護福祉士試験の受験資格

介護福祉士試験を受験するにあたって、勤務していた期間が受験資格と認められる施設・事業には、入所型の社会福祉施設など、病院、診療所、在宅型の介護などを行う事業者が挙げられます。


これらの施設や事業所に勤務して、介護などの業務を行う介護職員が受験資格の対象となります。
介護と関係のない業務を兼務している人でも、主となる業務が介護などの業務であって、そのことが辞令や業務分掌表などによって明確にされている場合は受験対象となります。


具体的な職種は、以下のようなものになります。

介護職員、寮母・寮父、介護員、介護従事者、介助員、訪問介護員、ホームヘルパー、ガイドヘルパー、原爆被爆者家庭奉仕員、家政婦、看護補助者、看護助手、生活支援員および生活指導員(知的障害者福祉法関連施設・事業に限る)、児童指導員(児童福祉法関連の施設・事業に限る)、その他の介護などの業務を行う職員
posted by かいご at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の資格

2006年09月18日

介護福祉士試験の案内

介護福祉士試験の概要についてご案内します。
介護福祉士受験の時の参考にしていただければと思います。


@受験資格
(a)介護などの業務に3年以上従事した者
(b)福祉系の高校で福祉に関する科目を履修し、卒業した者

A試験日程
毎年1回、筆記試験と実技試験を2日に分けて実施しています。筆記は1月最終の日曜日、実技は3月初めの日曜日に行います。

B受験申込期間
試験年の前年8月上旬から配布されている『受験の手引』を入手し、8月中旬から9月中旬の間に申し込みます。

C受験申込提出書類
(a)受験申込書
(b)受験手数料など郵便振替払込受付証明書
(c)受験整理票
(d)実務経験証明書
(e)従事日数内訳証明書
(f)卒業証明書・教科目および単位履修証明書
(g)受験資格確定済申出書
(h)戸籍抄本
※(d)〜(h)は受験資格などにより必要な者のみ

D受験手数料
13,300円

E試験会場
北海道、青森県、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の主要都市の高校、大学、専門学校など

F合格発表
筆記試験は2月中旬、実技試験は3月末

G試験実施機関
(財)社会福祉振興・試験センター

H筆記試験の試験科目
13科目で、午前に8科目、午後5科目が行われます。試験問題は全部で120題、出題形式は5肢択一のマークシート式となっています。

I実技試験
介護などに関する専門的技能が試されます。事例問題に従って、5分間で実技を行います。


合格目指してがんばりましょう!
posted by かいご at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の資格

2006年09月17日

介護福祉士の資格をとるには

介護福祉士の資格を取得するには、二通りの方法があります。

一つ目は、介護福祉士指定養成施設に入学して学ぶ方法です。
介護福祉士養成施設で指定科目を学んで卒業すると、国家試験を受験しなくても介護福祉士の資格を取得することができます。
資格取得者の4割がこの方法で資格を取得しています。


もうひとつの方法が、介護福祉士の国家試験を受験するという方法です。
介護などの業務に3年以上従事した者、または福祉系の高校卒業者が国家試験を受けて合格すれば、介護福祉士資格を取得することができます。

国家試験の実施により、高校新卒者から福祉の職場の現職者、福祉関係への転職希望者、主婦層などに向けて、介護福祉士資格取得への道を開いています。
資格取得者の6割がこの方法で取得しています。
posted by かいご at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護福祉士の資格